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テレビ朝日の「きりたんぽ」問題について考える

社会

テレビ朝日で「サヨナラ、きりたんぽ」というタイトルのドラマが放送されるらしい。その内容は、主人公の女性が自分を裏切った男性などを「成敗する」というもので、番組のサイトには、主人公の特徴を阿部定(戦前に交際していた男性の下腹部を切り取った女性)に例えた記述があったそうだ。

この出来事を知った秋田県は「秋田の特産品であるきりたんぽが不適切に扱われている」としてテレビ朝日に番組タイトルの変更を申し入れた。秋田県が怒るのは当然だ。長い期間をかけて育て上げたブランドイメージをバカ番組のために潰されてはかなわない。

テレビ局は、時々世間の感覚とズレたことをする。何日か前にフジテレビで「アナと雪の女王」が放送されたが、そのエンディングに、視聴者やテレビタレントを出演させて不評を買ったばかりだ。

彼らは、エンディングにテレビタレントを出演させることで、映画館やDVDとの差別化を図ったつもりなのだろうが、視聴者からすれば余計なお世話としか言いようがない。テレビで映画を観る人は、映画が見たいのであって、知らない子供やテレビタレントを見たいと思っていないからだ。

このような事は他にもある。私がテレビを見ていて中で一番不快に感じたのは東日本大震災のときに行われた震災チャリティー番組である。彼らは被災地を応援するとしてバカみたいな歌をつくり必要以上に騒いだかと思えば、悲壮感をただよわせ今にも泣き出しそうな雰囲気で視聴者を不安にさせたりしていた。

被災者が望むのは「普通の生活に戻ること」であり、励ましや同情ではない。ところが、「普通」では目立たないため、彼らは感情を煽る事をやめなかった。

ネットでは、テレビが嫌なら見なければ良いという意見を目にする事がある。その意見は正しい。実際、私は以前に比べテレビを見る機会が減った。きりたんぽの話もネットで流れてきたニュースを拾ったものだ。

世の中には、人生の貴重な時間を使って、つまらないテレビを見ては文句を言う人がいるそうだが、そういう人は一度テレビの電源を切って他の事をしてみると良いと思う。そうすれば気分が落ち着き、些細な事でイライラしなくなるだろう。