Macのテキスト音声入力を試してみた

音声入力については以前から関心を持っていたが変換精度の低さから使い物にならないと判断し今まで利用を避けてきた。だが、腱鞘炎を患い手を動かすことができなくなったためもう一度試すことにした。

今回試したのはMacに標準で搭載されている音声入力機能だ。 

導入手順

用意するもの

Macで音声入力を行うにはMac対応のマイクを用意する必要がある。Macに対応した機種ならなんでも良いがヘッドセット便利だと思う。ちなみに私が使っているヘッドセットはコレ。


ロジクール USBヘッドセット H340

 設定方法

  1. マイクをMacに接続

  2. システム環境設定>音声入力と読み上げ>音声入力を入>拡張音声入力を使用にチェック

  3. システム環境設定>サウンド>入力>サウンドを入力する装置を選択>入力音量の調整(最大にする)

入力方法

  1. Pages(Mac標準のワープロソフト)を開く
  2. メニュー>編集>音声入力を開始を選択
  3. マイクのマークが出たら音声入力を開始(マイクに向かって話す)
  4. 音声入力を終わらせるときは「完了ボタン」を押す

使用した感想

音声入力を実際に使ってみて驚いたのは一昔前に比べ音声の変換精度が向上していることだ。話した内容をほぼ正確に変換してくれるため、誤字を修正するのにそれほど時間はかからない。これならブログの作成にも十分耐えられると思った。

ただし、いくつか気になる点があったのでここで音声入力のメリットとデメリットを整理しておきたい。

音声入力のメリット

腱鞘炎の予防

音声入力の最大のメリットは腱鞘炎の予防だろう。仕事や趣味で1日中PCを触りマウスをカチカチしていたら嫌でも手を痛めてしまう。WEBライターなど文章で生計を立てている人にとっては死活問題だろう。そのような人たちにとって音声入力はありがたい機能である。 

作業時間の短縮

音声入力に慣れると手作業で文章を入力するより作業を早く終わらせることができる。日本語のタイピングはどんなに早くても1分間に100文字程度である。この文字数を読み上げると30秒かかる。つまり、音声入力によって入力にかかる時間を半分に減らすことができるのである。 

音声入力のデメリット

作業ができる場所が限られる

音声入力はテキストを音声で入力するため作業ができる場所が限られる。図書館やファミレスなど人のいる場所では迷惑になるため使うことができない。また、他の人が寝ている時間も迷惑になるため使うことができない。 

滑舌の悪い人には向かない

音声の変換をスムーズに行うには、NHKのアナウンサーのようにはっきりとした口調でゆっくり話す必要がある。そのため滑舌が悪かったり早口の人にはうまく使いこなすことができない。 

音楽を聴きながら作業ができない

これはMacの音声入力機能に限った問題かもしれないが、文章作成ソフトで音声入力を始めると自動的に他の音声がミュート(消音)になる。そのため、作業中は無音で過ごさなければならない。どうしても音楽を聴きたい場合はスマホなど別の端末を利用する必要がある。

さいごに

音声入力には他にも「Microsoftの音声認識機能」「Googleドキュメント」「AmiVoice 」「ドラゴンスピーチ」などがあるが、製品によってクラウド型・オフライン型・有料無料等、さまざまな特徴があるため用途に応じて選ぶ必要がある。

今回の試みで音声入力が便利だということがわかった。腱鞘炎が治るまでしばらく世話になると思う。

追記

音楽を聴きながら作業ができない問題は「システム環境設定>アクセシビリティ>音声入力>音声入力中にオーディオ出力を消音のチェックを外す」で解消される(音楽を聴きながら入力作業ができる)

Mac でテキストを音声入力する - Apple サポート

「アクセシビリティ」システム環境設定の「音声入力」パネル

音声入力コマンドで Mac に操作内容を伝える - Apple サポート

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