「苦労」と「収入」の間に因果関係はない

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世の中には「自分は苦しい思いをして頑張っているのだから、もっと認めろ(金をよこせ)」と顧客や雇用主に要求する人がいます。

心情としては理解できますが、その考え方はとてもおかしなものです。なぜなら、「苦労」と「収入」の間に因果関係はないからです。

因果関係とは何か

因果関係とは、一方が原因で他方が結果である関係をいいます。例えば、お菓子を食べれば体重が増えます。そこには因果関係があるからです。しかし、苦労をしたからといって収入が増えるわけではありません。その関係が成り立てば世界一不幸な人は、世界一の金持ちになれます。

◯ お菓子を食べる(原因)→体重が増える(結果)

× 苦労が増える(原因)→収入が増える(結果)

給料は我慢料ではない

「給料は我慢料」と考える人がいます。給料は誰もやりたがらない仕事を頑張ってやったことへの対価だというのです。

自分のことを天草四郎の生まれ変わりと称するテレビタレントが発言したことで広まった言葉ですが、この考え方は間違えています。仕事とは我慢することではなく、価値を生み出すことだからです。

資本主義の社会では経済的に適切な行動をとったものが多くの収入を得ます。苦しみに耐えて何かを成し遂げる行為は尊いことかもしれませんが、経済活動とは何の関係もありません。

さいごに

現在の仕事に耐えられないほど苦痛を感じるようであれば、その仕事はあなたに向いていないのだと思います。その苦労は収入増には結びつかないので早い段階で他の仕事に変えた方が良いと思います。