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アスクル倉庫火災と傍観者効果

事務用品通販大手のアクスルの倉庫の大規模な火災で、消防などの関係者が原因調査を行いました。その調査の中で出荷当日、フォークリフトでダンボールの搬出作業をする際、リフトのタイヤがダンボールの上で空転し煙が出ていたという証言がありました。

タイヤの空転と火事との関係は不明ですが、ダンボールから煙が出ていたのですから危険であることは間違いありません。にもかかわらず現場の作業員が対応しなかったのはなぜかというと傍観者効果が働いたからです。

傍観者効果とは、事件・事故などで目撃者が多数いるにもかかわらず、目立ちたくない、だれかほかの人が助けるだろうなどの理由から、援助行動が起こりにくくなる現象をいいます。

会社勤めをしたことがある人ならわかると思いますが、一従業員が積極的に何かをすると「余計なことをするな」と白い目で見られることが多いため組織内で地位が低い人は目立つことはしません。

そうなると今回の火災は出る杭を打つ日本社会の問題とも関連してきます。

仮に火事の原因がフォークリフトの運転だとして、運転手や傍観した作業員を罪に問えるかどうかは微妙なところだと思います。倉庫には窓などが少なく、放水が直接できなかったそうなので、会社の防火対策そのものに問題があるからです。

会社と従業員との間で面倒なことにならなればいいですね。